しあわせブログ BLOG

子育てエコホーム支援事業として再開

こどもエコすまい支援事業が9月に終了し、新たな住宅の省エネ支援事業が閣議決定されました。                      (令和5年度補正予算2100億円)★国会での補正予算成立が前提ですが

【住宅の新築】18歳未満のお子様いる世帯又は、ご夫婦何れかが39歳以下の世帯で、

①長期優良住宅100万円/戸②ZEH住宅80万円/戸(※土砂災害警戒区域・浸水想定区域など除く)

【住宅のリフォーム】

①リフォーム省エネ改修②省エネ改修を前提に、バリアフリー改修・空気清浄機換気機能付エアコンの設置等について

子育て世帯、若年者世帯へ上限30万円/戸その他の世帯へ上限20万円/戸

子育て世帯、若年者夫婦世帯が既存住宅を購入する場合に上限60万円/戸

長期優良住宅への改修で子育て世帯、若年者世帯に上限45万円/戸その他の世帯で上限30万円/戸

こどもエコすまい支援と今回の制度の空白期間に契約着工してしまった方へ

今回の制度が閣議決定された11月2日以降、基礎工事以降の工程に着手するものは今回の新制度が利用出来、

11月1日の段階で上棟がされている物件は対象外になります。

独り言・・

業者・物件の登録に手間が掛かりすぎ、若年者世帯・子育て世帯の縛りは要らない、長期優良住宅は1フロアーが40㎡以上(階段室除く)の面積指定があり都内狭小住宅ではそもそも長期優良住宅が出来ない、身近なリフォーム補助が意外と少ない、そもそもその他の世帯(高齢者・単身世帯が置き去り・・・)と不満もあります。しかし、対象外になっても、これ以外の地域補助金、東京ゼロエミ、省エネ・耐震・建替え・リフォーム・太陽光・感震ブレーカー等活用して、無理無駄の無い家づくり・リフォームを行いましょう!

【家づくりの現場から】

大田区萩中では、耐震等級3の2階建て住宅(ガルバリウム鋼板仕様)、大田区大森東では、こどもエコすまい支援を利用したZEH仕様の3階建ての家が工事中です。断熱等性能等級6の基準+耐震等級3+制震住宅仕様での家づくり。(担当:林)

この後も、大森南・大森東・仲六郷と家づくりが続きます!ありがとうございます。

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ビルトイン車庫+屋上付でも耐震等級3を取得しています。

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ウレタン断熱で断熱・気密・遮音性を確保出来ます。

ローコストでも高度の遮熱効果、エコ工法

樋口 健二

弊社代表に、エコ工法についてインタビューをしました。

弊社で標準装備している「エコ工法」。主に「遮熱」をすることによる工法になります。

外気温が28~30度でも、遮熱を取り入れた家は、1F玄関を入るとひやっとします。コンクリートの建物の影に入った時にヒヤッとする感覚が、木造で実現出来ています。通常のモワッとする感覚がないのです。1Fは真夏でもエアコンがいらない涼しさです。30度くらいまではエアコンがいりません。35度を超える日はエアコンが必要になります。長年の計測によると、建て替えの前後で、真夏で5~8度は室温が落ちています。その大きな効果ため、弊社では遮熱工法を標準化しています。

さらに、「しあわせ塗り壁」を塗ると、さらに1~2度下がります。湿気の感じ方も変わってきます。肺気腫の方で、病院に運ばれることが2~3回あった方で、家じゅう全部この「しあわせ塗り壁」を塗ったところ、それ以降、肺気腫の症状がおさまり、命の恩人と感謝されたことがあります。通常のビニルクロスの部屋で空気が密閉されてモワッとしていたのが、「しあわせ塗り壁」を塗ると壁が呼吸し始め、空気環境が変わってきます。なので、ご予算に応じて、出来れば塗ると良いと思います。遮熱工法は標準で付いてきます。

お客様のところで、光熱費を計測しているのですが、ご家族4人暮らしくらいで、月の光熱費が2万5千円前後の家が多くて、このエコ工法で建て替えると、だいたい1万円くらい光熱費が下がっていてお得です。リアルなお客様の声です。窓が多いと、熱の影響を受けやすくなるので、実際にいくら落ちるかは、窓の条件によっても変わってきます。窓の少ない玄関では、本当に空気がヒンヤリします。

住宅に影響を与えるのは輻射熱(ふくしゃねつ)。熱には、伝導熱、対流熱、輻射熱の3種類がありますが、輻射熱とは、太陽からの電磁波による熱で、赤外線で伝わります。家の場合、輻射熱の影響が80%以上であるにもかかわらず、今あるほとんどの家が、輻射熱の対策はされてきませんでした。普通の防水シートを貼った家を遮熱シートに変えると、熱効率が圧倒的に変わってくるし、電磁波も中に入れないようになります。弊社では、遮熱シートが世の中になかなか無かった頃から、すでにこの工法を行っています。ちなみに、施工途中に、銀色のギラギラした家になります。取り入れるのは全国でも早かったと思います。京都や、東京、九州、北海道で経過観察をしながらやっていましたので、確実に効果のある工法です。遮熱にする際に、間に通気層を作って、熱を逃すのですが、通常、大手の住宅会社でも通気層は取れていないことが多く、それだと遮熱にならないです。

予算がある方は、「しあわせ塗り壁」が良いでしょう。「しあわせ塗り壁」は弊社本社ビル1Fのレストラン「GRECIAL(グリシアル)」でも使われています。塗り壁はサッと拭けて衛生的です。ザラザラした従来の塗り壁のような、埃が積もりやすい感じではないです。特に、無垢の板を貼って「しあわせ塗り壁」にすると、湿気が全然違います。温度の計測をしてみると、足元の温度と天井の温度差が少ないです。体に病気が起きる要因は、冷えが原因していることが多く、足元が寒い家は、低体温になりやすく、病気になりやすいので、床暖房は良い暖房方法です。エアコンは対流熱ですので、足元を冷やしやすいです。そんなエアコンの対流熱の対策としても、「しあわせ塗り壁」は効果的で、部屋の温度が均一化します。光熱費削減の意味では、エアコンは良いです。

床暖房も電気式だったらコストは安いですが、電磁波がずっと出ているので、出来れば温水が良いです。ただし、温水はコストが高いという点で難しいです。エアコンをうまく輻射熱対応するには、やはり「しあわせ塗り壁」です。成分の「ケルザイム」は酵素が生きています。これはすごい効果です。開発者にデータも見せてもらっていますが、アメリカの山の上で採れた、昔海の下だったところの、海藻の化石化した成分です。ケルザイムは奇跡の素材です。しかも、比較的安くご提供できます。

弊社の家は、制振仕様も標準装備です。お客様の家で計測を続けていて、地震が起きた時に教えていただいているのですが、たしかに揺れは少なく感じるとのことです。東日本大震災の時、東京は震度5強だったので、多数のメンテナンスが必要かと思っていたところ、弊社で建てた家はメンテナンスがありませんでした。

3名のベテランスタッフが皆様の家づくりを其々にご提案しています。11月18(土)19(日)は見学会開催!

ビーテックでの家づくりは、ベテランスタッフ3名が、お客様へ家づくりのご提案をそれぞれ行っております。

資金の事、間取りの事、インテリアの事、設備の事、省エネや温熱環境の事、耐震の事、施工の事等など、様々な面の知識と経験でお客様を其々サポートして参りますので、安心してご相談下さい。

【林担当の家づくりの現場より】大田区萩中と大森東では、2階建て・3階建ての家づくりが進行中。基本は耐震等級3制震構造準耐火構造で設計。規模の大きい3階建てはZEH基準、狭小の2階建ては気密断熱+アルゴンガス仕様のサッシを提案・採用頂きました。

家づくりの性能は、耐震と省エネの2本柱を基本に据え、そこからご希望の間取り、仕様(光触媒の外壁・自然素材のシラス壁・高耐久のガルバリウム鋼板などなど)を検討し、内装・収納・電気配線・外構の打合せを行い、工事期間中も現地でお立合いの機会を設けながら、家づくりを行う様にしております。

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【上】3階建ての家は屋根の下地に通気層を設け、これから断熱材を施工します。通気層が有る事で、常に外壁面に空気の流れを設け、内部結露を防ぎます。天井の段ボールが通気用のスペーサーでこの上に通気層が確保されます。

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【上】耐震等級3を取得した構造材。構造計算での耐震構造結果で3を取得する以前に、上下階の柱位置や壁のバランスで構造計算がよりスムーズになり、複雑な構造にならない様に、基礎設計で考えを加える様にしております。IMG_8600.JPG

【上】外壁の仕様により高性能グラスウールを充填した家の様子。私自身も高気密住宅の設計・施工の向上を考え始めたところです。

告知

【大峠担当の家づくりより】

11月18日(土)19日(日)は弊社スタッフ大峠担当の大田区大森西での家づくり見学会が開催です。HPの内覧会・勉強会のご案内からお気軽にご予約下さい。大峠担当の家の見学会が初めての事。どんな家か私もワクワクしております。