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大田区では耐震等級3の2階建ての家と、30年防水保証付き屋上の有るZEHの家が進行中

先日、大田区萩中では木造2階建ての家が上棟を迎えました。スクールゾーンに面する場所で規制も厳しい場所ですが、ご近所の方々や通行される方々にご協力を頂き、棟梁と足場やさんとで滞りなく上棟。ご協力有難う御座います

2階建ての家は、道路斜線や北側斜線の影響を然程受けないので、基礎の高さを一般の高さより20㎝程高くした浸水対策を行い、狭小ではありますが、縦方向の広がりを得る為に、各階天井高さも高めに設計、一部吹抜けも設けました。

勿論、建物本体は耐震等級3仕様となります。室内の造作や角地を活かした外構も楽しみな家づくりです。

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棟梁:山本/足場:東京BK/屋根:月田/構造材:高山木材/設計営業管理:林

大森東では、3階建ての家の屋上の防水工事を行いました。

一般のバルコニーよりも屋上は雨の影響や紫外線の影響を直に受けますので、遮熱と日射反射率の高い30年保証付きのステンレス鋼板防水仕上げを採用しました。

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①先ずは床下地で水勾配を確保しながら、この溝を利用して金属防水のステンレス鋼板を繋げて敷き込みます。

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ある程度の材料は工場で事前に形成されてたものが搬入されます

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②床下地の上に、結露防止用のマットを敷き詰めます。IMG_8375.JPG

③ジョイント金具に接着剤を塗布

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④仕上げのステンレス鋼板を敷き込みます。IMG_8385.JPG

⑤防水の立上りも40㎝確保、隙間を塞ぐブチルテープ(防水テープ)を貼り、作業終了。

京浜運河・東京湾が見える立地で、安心の防水性能を備えた屋上付の家づくり、こちらも完成が楽しみです。

棟梁:桜井/金属防水:栄住産業/屋根:月田/構造材:高山木材/設計営業管理:林

萩中では耐震等級3仕様の2階建ての家が間もなく上棟

大田区萩中では木造2階建て耐震等級3仕様(+制震工法)での家づくりが間もなく上棟します。

基礎工事を終え、先に床下となる部分に給排水設備工事を行いました。青い管は水・赤い管は温水が流れる配管はヘッダー工法と呼ばれる集中配管。この工法の長所は、配管の継ぎ手などの部品が無く錆びや水漏れの心配が少なくなる事や、キッチンで水を使うとシャワーの水量が減るという事が減り、メンテナンス時もヘッダーと呼ばれる配管の分岐元上に点検口を設けますので、一目で給水管の状況が管理出来ます。生活では目に見えない箇所の工事の一部でも、住まい手の事を考えながら家づくりを行います。

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基礎:田政建設/設備:アクアエンジニア/棟梁:山本大工/材木:高山木材/足場:東京BK足場/ 営業設計現場管理:林

大田区大森東での屋上付3階建ての家

日頃は完成した家の内観や外観をご紹介する事が多いですが、そうした仕上げを施す前の家の重要な部分、構造面のお話を工事現場の様子を交えて紹介します。

大田区大森東では、ZEH基準耐震等級3制震工法併用)を設計に取り入れた、屋上付3階建ての家づくりが上棟を迎えました。

屋上は通常のバルコニーとは用途が違いますので、床はステンレス鋼板の金属防水を提案。京浜運河を見渡せる絶好ロケーションで、完成が楽しみです。

防蟻対策は全構造体塗布のエコパウダーを予定し、家の基本部分の躯体は様々な面から安心安全な仕様になります。

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2階からの眺め。3階建ての家の窓は、設計上採光や排煙計算で窓のサイズや設置高さが一部限定されます。その中で、現場では窓の高さや位置を、近隣の家の窓位置や、こうした景色を眺める最善の位置を微調整し、室内のインテリアとの検討も加えながら、最終決定します。

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2階建て、3階建て問わず、室内の仕上げである床材を貼る前に、28㎜の厚さの合板を千鳥張りをして敷き込みます。地震で建物が捻じれる事を防ぐ様に考えられています。

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上下階の柱の位置を極力合わせる事で、家の荷重が正しく土台や基礎に伝わる様になります。幾ら耐震等級を取得しても、こうした更なる配慮を設計で加えなければ、本当の意味での家の構造強度を実現できないと思います。

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基礎:田政建設/棟梁:桜井大工/材木:高山木材/足場:東京BK足場/ 営業設計現場管理:林