営業設計・林のブログ
能登半島地震以降、現地での復興が様々な問題を抱えながらも少しずつ進んでいると思います。大地震の度に、誰もが今の住まいは地震にあったら大丈夫だろうか?と不安に感じていると思います。
国土交通省のHPに、震災後設置された「建築物構造被害の原因分析を行う委員会」による中間報告が11月1日に公表されています。
輪島市・珠洲市・穴水町の一部での建物倒壊・崩壊率は木造建築物 全4909棟で14.5%を占めたものの、2000年以降に建設された木造住宅608棟では、わずか4棟で0.7%だったと報告されています。
この2000年(平成12年)は現行の耐震基準に改正された年で、
家の一部を構成する耐震上重要な壁のバランスや筋交いや柱の設置方法が明確化され地盤調査に見合う基礎構造の見直しがありました。
※1950年から1981年(昭和56年)5月31日以前に確認申請が受理された家を旧耐震
※1981年6月1日以降から2000年5月31日までに着工した家は新耐震、
つまり、木造の家の安全性は、能登半島地震で震度7を記録した輪島市、6強の珠洲市の地震に対する最低限の備えが2000年6月1日以降に確認申請が受理された家であること。と示されました。
大田区では、旧耐震や新耐震とされる2000年5月31日以前の家にも建替えや耐震リフォームの助成金が活用出来ます。
お住いの地域でも、地震の備えや災害の備えに関する助成金が様々あり、皆様に代わってお調べしますので、お気軽に弊社HP✉ご相談或いは✉資料請求をご利用下さい。
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住まいの建替えを行いZEH基準値の省エネ住宅にする事で、ある試算では年間約5万3千円の光熱費が節約出来ます。この額は例えば3000万円の住宅ローンを組み一般的な金利で30年間で返済すると、年間利息の半分に該当する額です。ライフスタイルの中で光熱費の削減を図るには限界が有ります。家そのものを光熱費削減できる仕様にする事で、無駄なく賢い生活が叶えられます。
建替え【ビフォー】旧耐震基準・グラスウール断熱材の2階建ての家から
建替え【アフター】耐震等級3・ZEH基準省エネ/ロックウール気密断熱・外装ガルバリウム鋼板・防火サッシの3階建ての家に建替え
建替え【ビフォー】旧耐震基準・グラウウール断熱の2階建ての家から
建替え【アフター】耐震等級3・高性能グラスウール/イソベール断熱・外装ガルバリウム鋼板・防火サッシの2階建ての家に建替え
また、古い建物は耐震や防火に関して不足して、これまでの地震や天候の影響などで見えない場所にダメージを受けています。そのままにしておくと、今後起こりうる災害にどうしても耐える事が出来ません。補助金を活用した建替えは勿論、耐震リフォームや内部シェルターなど、命を守る出来る限りの備えを行いましょう。
【施工事例】
キッチンは配膳を兼ねた収納を利用して、食事は勿論、ワークスペースにもなる機能性が有効活用し易い場所です。
間仕切り壁の一部に格子をアクセント利用するだけで、空間に抜けが生まれます。
収納は固定棚やハンガーパイプ・可動棚を組み合わせて、生活の中で変わる物をとにかく収納し易く準備しましょう。
広い収納には気密性や断熱に考慮しつつ、時には窓や換気扇を設ける事も。
キッチンはリビングとの繋がりが必要かどうか、家族の見守り・団欒の場の一体感を求めれば、やはり対面キッチンになりますね。
キッチン廻りを回遊出来るアイランドキッチンは、家事動線を考えると自由度が増します。
キッチン脇のパントリーは、食品庫・家電収納・最近はワークスペースにもなります。
寝室にちょっとした手洗いを設ける事もお薦め。壁で隠せば見た目も気になりません。
寝室に洗面台を設置するのも便利です。なるべく生活感が出ない様、部屋のインテリアを意識して商品をご提案
書斎はテーブルと書棚・コンセントとLAN・照明を設けて落ちつく空間をご提案
小さなバルコニーは狭小住宅ならでは。採光やプライバシーに配慮しながら場所を決め、室内から見ると広がりを感じる場所を意識して
隅切のある敷地でも、プランによっては良いアクセントになります。
キッチン脇の収納はサイズも様々。内装に合せて建具のデザインを打合せしましょう。
玄関脇にシューズインクローゼットがスペースの都合で出来ない場合も、ホールや廊下に壁面収納でご提案
リビングのアクセントはクロスやタイルで
キッチンもタイルやパネルで柔らかくアクセント
インナーバルコニーはその階の空間は狭くなりますが、プライベート空間に外部空間を取り込めます
突板の床材は、足元から独特の温もりを感じられます。寝そべっても気持ちいいのでお薦めです。
ガス乾燥機は新築工事時に設置するのがお薦めですが、将来設置し易い様にガス栓とコンセントを用意しておくと良いでしょう
窓の設置高さを変えるだけで、採光や通風、プライバシーの面から優位性が生まれます。
プランによって引込戸をご提案する事も。
外壁はサイディング・左官・ガルバリウムなど様々扱えます。コストも変わりますが、デザイン・メンテナンスなども考えて様々ご提案します。
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人口の減少や超高齢化社会で有りながらも、ここ数年続く子育て世帯と若者夫婦世帯に限定した住宅の助成金支援事業。今年は【子育てエコホーム】が利用出来ます。2500億円の予算が設けられ、①注文住宅の新築②新築分譲住宅の購入③リフォーム(先進的窓リノベ・給湯省エネを対象に)が対象になります。
利用出来る条件は2つ。A:家の性能B:世帯の構成、がそれぞれ該当する必要が有ります。弊社で多い注文住宅の新築で利用する場合、
【A:家の性能】①又は②
①長期優良住宅で有れば:100万円
②ZEH水準住宅で有れば:80万円
【B:世帯の構成】①又は②に該当する事
①申請時点で令和5年4月1日時点で18歳未満/2005年4月2日以降 ※令和6年3月末までに工事に着手する場合2004年4月2日以降に出生した子の居る世帯
②申請時に夫婦で令和5年4月1日時点で夫妻の何れかが39歳以下/1983年4月2日以降に出生※令和6年3月末までに工事に着手する場合1982年4月2日以降に出生の世帯
以上が条件となります。家の性能にある①の長期優良住宅は、家の何れかの階が階段室を除く床面積40㎡以上ある事が必須なので注意。狭小住宅では利用出来ないケースが多いです。②のZEH水準は必ずしも太陽光を載せる必要は有りません。
長期優良住宅は狭小住宅で活用出来ないデメリットは解消して欲しい所です。幾ら良い性能の家を建てても床面積が足りないとダメとは・・・
ZEH水準で更に太陽光や蓄電池も検討される方には、東京ゼロエミ住宅が利用出来(今年10月1日に新基準が設けられますが)それぞれに助成金が得られます。
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大田区大森東では屋上付3階建ての家が竣工しました。ZEH基準の家にプラスして、耐震等級3・全構造体塗布の防蟻処理・屋上は金属防水で安心安全な家づくりが出来ました。京浜運河に面する環境の為、景色は最高ですので、そこに暮らすための必要な住宅のスペックを工務店側で用意し、快適な暮らしが出来る様、願いを込めて設計しました。
【下】今の生活で必要な物から、生活をしながら増えていく物にも対応し易い可動棚を所々に設けました。
【下】お施主様施工によるキッチンパネルと配膳台の天板。 【下】キッチン脇には家電収納と食品庫をご用意。 【下】屋上はプライバシーを確保しながら、長期に渡る耐久性を確保できる金属防水仕様で安心。
各居室は調光調色機能付照明、家具のレイアウトに配慮したコンセントや窓をご提案しました。
今の生活での変化に対応出来き、また将来の生活の変化も想像しながら間取りを設計提案致しました。