しあわせブログ BLOG

ビーテック本社ビル

ビーテック本社ビル「ビーソシアル」のレストラン

ビーテック本社ビル、糀谷駅から徒歩3分の「ビーソシアル」の1Fに、2023年2月にオープンしたレストラン。「野菜とイタリアンダイニング・カフェ GRECIAL(グリシアル)」。

畑から厳選した、限りなく無農薬・無添加に近づけた料理と、本格マシンで抽出されるコーヒー。旬の食材が味わえる、体にやさしいパスタ料理を中心に、肉野菜料理や自家製フォカッチャ、選りすぐりのオーガニックワイン等、ご用意しています。さっそく子育て世代の女性たち等、多世代の方に繰り返しご来店いただいて、ご予約も多数いただいています。

株式会社ビーテック全体のコンセプトを体現したお店でもあります。余計なものを何も加えない、人の体に自然に溶け込むような、「シンプルで自然」な料理。家づくりにも共通した考え方です。みなさまに「健康」になっていただきたい、そして「笑顔」を生み出す企業でありたい、という発想が根底にあり、それは注文住宅でも同じなのです。

なので、パンチの効いた驚きの美味しさ、とかいうのとはちょっと違って、毎日でも通って、安心して食べられて、消化良くほっとする、そんな料理です。スープパスタは自販機での販売も行います。

もう一つ、企業コンセプトを体現しているのが、障害者を一部のスタッフに起用している点。株式会社ビーテックは障害者福祉を手がけている会社ですので、利用者様の実践トレーニングの一環としても、接客や店舗内の掃除、食材の特殊冷凍庫での管理や仕込みなど、福祉事業と一体となって運営している飲食店です。

福祉事業所の利用者様には、ここでの仕事を通じて、「自発的に気づく人間」になっていただきたい。店内の細部にまで埃は積もっていないか、というところに、言われなくても気づける人になっていただきたいのです。

次に、「この人に任せたら安心だ」という働きをしていただきたい。言われたからやる仕事ではなく、一人ひとりが責任感を持って、自分のこととして当事者意識を持ち、何かあった時には応用が効く、そんな風に仕事を任されて欲しいのです。

これが出来ると、知的障害のある方でも、企業就労が出来るようになります。こうしてビーテックでは、人材を活用し、障害者が税金を支払う側の人になることで世の中に貢献しながら、同時に、何よりも障害者ご本人が、自分を誇れる人になれる、自分の力で人生を選べる人になれることを目指しています。

2Fは就労移行支援・就労定着支援事業所です。「就労移行支援」「就労定着支援」とは、障害者手帳をお持ちの方を対象に行われる、就職支援のことで、就職活動そのものの支援だけでなく、パソコン技術やさまざまな実践スキルの習得や、ソーシャルスキルトレーニングを行っています。何よりも、週に5日、朝から通所すること自体が就職への第一歩でもあります。

そのためには生活から整えていく必要があります。4・5Fには、グループホームがあり、障害者向けの、食事や生活支援付きの賃貸住宅となっています。

こうして、株式会社ビーテックは、地域に貢献しながら、みなさまが健康で笑顔になれる世の中を目指し、そのために出来ることを、この本社ビルを拠点に、一つ一つ実現しています。

ビーテック本社ビル完成写真とフロア紹介

夢の本社ビルが完成しました。ビル名称は「ビーソシアル」。建築・福祉ともに、地域貢献の拠点となり、交流の場となり、さらに発展していくことで誰もが平等にしあわせになれる世の中へ変革していくための一助となることを願っています。

最新の特殊工法による鉄筋コンクリート造(RC造)で8階建てのビルを建設しました。RC造には2種の工法があり、コンクリートを纏った鉄筋で、柱を組んで支える工法と、面を構成して支える工法があります。その両方の利点を緻密な計算で組み合わせた珍しい工法を開発し、頑強と軽量を両立した最も地震に強い構造、外断熱で空調の使用率大幅削減、空間を柱に阻まれず最大限に広く活用できて、地面を奥深く掘削する必要がないし余計な材料を使わない点で建築費のコストダウンを実現しながら、健康な環境も実現した、革新的な建築です。建築のあるべき姿を形にすることが出来ました。

2Fは「就労移行支援・就労定着支援レインボーワークス」です。コンクリート打ち放しの外階段を上ったところにあります。

 

「しあわせ設計の家」のオフィスはこのビルの3F。こちらも光沢仕上げのコンクリート打ち放しの壁、つややかなフローリングの床に半透明の扉、会議室は1室にも2室にも使える開閉壁を採用。ビルの新築なのに人工的な匂いのしない健康な空間です。今までにも自然素材にこだわった住宅を多数手掛けており、本当に体調が良くなったというお客様の喜びの声を頂いている、「しあわせ設計」のオフィスビルです。光いっぱいでアットホームな空間を見ていると、お客様の笑顔が思い浮かびます。今はオンラインでの打ち合わせも多いのですが、たくさんの方に笑顔になっていただける空間になればと思います。

4・5Fは障害者向けの賃貸住宅であるグループホームです。眺めが良く日当たり良好!個室が4室ずつ、LDKとバス洗面トイレは各ユニットごとに共有です。糀谷駅から徒歩3分の好立地で、下層階には就労移行支援もあり、就労を考える障害者の方に最高の環境を提供できると思います。

株式会社ビーテックは夢がいっぱいの会社です。

ビーテック本社ビルついに完成!

本社ビルがついに竣工しました。その精錬された工法と、「しあわせ設計の家」の建築に対する基本の考え方、今回は第2弾。

「しあわせ設計の家」の注文住宅は今まで木造で作ってきましたが、今回は8階建てのビル建設にともない、鉄筋コンクリート造(RC造)を採用。ただのRC造ではない特殊工法です。

その工法は、太い柱でどっしりと建てたら頑丈そうだという一般の発想を打ち破るものです。研究データでは「重量」が何よりも地震に弱いのです。研究を重ね、大地震でも壊れない軽さと強度を保つ構造で、コンクリート打ち放しのミニマルなビルを建てました。

建設現場には、なんと大量の発泡スチロールが。発泡スチロール断熱材を使用した外断熱の工法で、室内の温度を安定させました。エアコンの使用率を下げることについては、木造住宅も常に同じ考えで、断熱材や風の通りを計算することで、圧倒的にエアコン稼働率の低いエコ住宅を造っています。

また、配管は外にむき出しになっており、壁に埋め込まれていないことで保守管理の効率も簡素になる上に、上層階からの水の流れなどの騒音を防ぐことができる、機能的な構造です。コンクリート打ち放しで、壁に余計なビニールクロスを張らない、過剰に化学品を使用しない自然で健康な建物です。

1Fには農業と連動したレストラン&カフェ、2Fには障害者の就労移行支援事業所、3Fにはビーテックのオフィス、4・5Fには障害者向けの賃貸住宅であるグループホーム、6・7・8Fは一般住宅となっています。ビーテックの夢がいっぱい詰まったビルです。

2022年1月末、ようやく覆われていたヴェールが剥がされ・・・

実は筆者は色までは知らされておらず、驚きました。多少なりとも気取ったモダンな建築物を想像していたのです。期待を裏切る、田舎のおばあちゃん家にあるような土壁の色。ここまでこだわったか、と心躍りました。なんと優しい、自然の色。

これがビーテックなんです。「しあわせ設計の家」は、シンプルで自然な家を創っています。

ビーテック本社ビル建設中!

本社ビルを建設しています。その精錬された工法と、「しあわせ設計の家」の建築に対する基本の考え方を紹介します。

「しあわせ設計の家」の注文住宅は今まで木造で作ってきましたが、今回は8階建てのビル建設にともない、鉄筋コンクリート造(RC造)を採用。ただのRC造ではない特殊工法です。

今回、設計・監理は、株式会社LAN 本多 豊 氏、構造設計に、池田 昌弘 氏、施工は、株式会社藪崎工務店。ビーテックとのコラボレーションです。従来の建築用ソフトでは計算できない、独自の計算に基づき、究極の安全性とミニマリズムを実現します。

安全な建築物とは、どのようなものを想像しますか?多くの人が想像するのは、極太の柱、分厚い壁、深く掘った基礎。本多氏・池田氏が提案する安全性は、それと対局を行くもの。深く納得させられます。すべての建築はこうあるべき、と。

「重力」。実際の大震災で甚大な被害が出ているのは、重い建築であり、建築は重力に最も弱い。それに、地中深く掘削して基礎工事をするには大きな費用がかかり実現が難しく、資源も費やすことに。シンプルで自然あることは、経済にも環境にも優しい。巡っては、人の健康にも優しい。それが、「しあわせ設計の家」の建築に対する考え方そのものでもあります。

細かな鉄筋の格子にコンクリートをまとった構造、これがRC造ですが、そのRCを柱状に組む、高層ビル等に使われる工法と、RCを6面組んでいく、地震には強いが低層向けの壁式構造とがRCにはあります。その両方の利点を取り入れた独自の工法を今回は採用。狭小住宅を作るような工法で、ビルを建てているのです。これが最も地震に強く、空間を最大限に広く活用できて、コストダウンも。

壁の中に柱が入っていて、空間の中に出っ張りのない新しい構造。空間が広いだけでなく、コンクリートの量が減って軽量化するため、大きな基礎を埋め込む必要がなく、耐力壁をバランス良く配置することで強度を確保し、高層建築が可能になります。軽くて頑丈で何も加えないことが、強くて優しい、本来の建築のあり方なのです。

まだまだこれだけではありません。さらに株式会社ビーテックの本社ビル建設の詳細と、新規事業について、続きは次回。