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ビーテック本社ビルついに完成!

本社ビルがついに竣工しました。その精錬された工法と、「しあわせ設計の家」の建築に対する基本の考え方、今回は第2弾。

「しあわせ設計の家」の注文住宅は今まで木造で作ってきましたが、今回は8階建てのビル建設にともない、鉄筋コンクリート造(RC造)を採用。ただのRC造ではない特殊工法です。

その工法は、太い柱でどっしりと建てたら頑丈そうだという一般の発想を打ち破るものです。研究データでは「重量」が何よりも地震に弱いのです。研究を重ね、大地震でも壊れない軽さと強度を保つ構造で、コンクリート打ち放しのミニマルなビルを建てました。

建設現場には、なんと大量の発泡スチロールが。発泡スチロール断熱材を使用した外断熱の工法で、室内の温度を安定させました。エアコンの使用率を下げることについては、木造住宅も常に同じ考えで、断熱材や風の通りを計算することで、圧倒的にエアコン稼働率の低いエコ住宅を造っています。

また、配管は外にむき出しになっており、壁に埋め込まれていないことで保守管理の効率も簡素になる上に、上層階からの水の流れなどの騒音を防ぐことができる、機能的な構造です。コンクリート打ち放しで、壁に余計なビニールクロスを張らない、過剰に化学品を使用しない自然で健康な建物です。

1Fには農業と連動したレストラン&カフェ、2Fには障害者の就労移行支援事業所、3Fにはビーテックのオフィス、4・5Fには障害者向けの賃貸住宅であるグループホーム、6・7・8Fは一般住宅となっています。ビーテックの夢がいっぱい詰まったビルです。

2022年1月末、ようやく覆われていたヴェールが剥がされ・・・

実は筆者は色までは知らされておらず、驚きました。多少なりとも気取ったモダンな建築物を想像していたのです。期待を裏切る、田舎のおばあちゃん家にあるような土壁の色。ここまでこだわったか、と心躍りました。なんと優しい、自然の色。

これがビーテックなんです。「しあわせ設計の家」は、シンプルで自然な家を創っています。