二世帯住宅を建てたい!【2】


  失敗しない間取りと税金の話



二世帯を考えたときに気になるのは間取り

二世帯で暮らすときに気になるのは、間取り。今後、長く住むのだから失敗はしたくないものです。
新築や建て替えの場合は、間取りはゼロから考えることが可能ですが、リフォームの場合は、配管や柱の都合などにより、大幅に間取りを変更することが難しいことがあります。 親・子世代が一緒に住むので、お互いに気持ちよく過ごせる間取りにしたいもの。代表的な3タイプの同居スタイルと、間取りをご紹介します。



代表的な3タイプの同居スタイル

同居スタイルには、代表的な3タイプがあります

〈完全同居タイプ〉

寝室や個室などのプライベートな空間以外を共有するスタイル。玄関、キッチン、リビング、お風呂、トイレなどを共有します。二世帯で使うので、広めに設計してゆとりがあるようにします。


〈一部同居タイプ〉

玄関、リビング、お風呂などは共有にして、それ以外を別々にするスタイル。ある程度のプライベートは保ちつつ、くつろぐリビングを共有にすることで、二世帯のコミュニケーションをとることができます。


〈完全分離タイプ〉

同じ建物内でありながら、玄関からすべて別々のスタイル。それぞれのプライベートを完全に保つことができます。気兼ねすることなく過ごすことができ、何かあったときにはすぐにかけつけることができる距離です。また同じ敷地内に2棟建てるパターンもあります。


この3タイプの他に近居タイプあります。こちらも二世帯の形ともいえます。

〈近くに住む〉

何かあったときにすぐにかけつけられる、片道30分以内の距離に住むのも二世帯に近いものといえます。誕生日などのイベントのときには集まり大家族を味わい、普段は別々に過ごせます。



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家族の将来ビジョンを考えよう

意外に見落としがちなのが家族の将来ビジョンです。現在の状況で間取りを考えて、数年後に状況が変わり、間取りをこうしてればよかったということも......。
よくあるのが、同居を開始してから数年後、親に介護が必要になり、車いすが廊下や扉を入るのに苦労したり、リクライニングつきの大きなベッドが入らなかったり、バリアフリーが行き届いていなくて手すりが不足したり、意外なところに段差があって不便だったりというものです。場合によっては、リフォームが必要になることも......。介護はいずれくるものです。最初の時点で考えておくことをおすすめします。階段の昇り降りができなくなったときのためにエレベーターを設置することも。
また子供部屋は、いずれ子供が独立したあとは空き部屋となります。そのあとに別の部屋として使えるようにシンプルな間取りにしておくのもいいでしょう。同様に親世代の部屋もいずれは空き部屋になることも考えておきましょう。完全分離タイプであれば、空いてしまった方を賃貸として貸し出すことも可能です。
近年多い、大地震や豪雨災害、酷暑についても考えてみましょう。災害については、いつくるかわからないものですので、十分な対策をとっておきたいところです。



完全同居のメリットとデメリット

完全同居は、寝室以外はすべて共有タイプ。玄関、リビング、お風呂、キッチンなどは2世帯で使う形です。

メリットは、
「ゆったりとした間取り」
「光熱費などを抑えられる」
「サポートをうけやすい」

二世帯で使うため、基本的に広くゆったりとした間取りとなります。広いリビングやキッチンは、二世帯でもゆったりと過ごすことができます。いずれ一世帯になったときには、完全同居だと間取りが使いやすいです。
共有設備が多いので、光熱費を抑えることも。基本料金をそれぞれの世帯で支払うよりも、まとめて支払う方がお得になります。 親世代と子世代との交流が密になり、子育てや家事、介護のサポートがしやすくなります。


デメリットは、
「生活習慣の違いからの生活音が気になる」
「くつろぎにくい」
「プライベートがない」

世代が異なるため、生活時間や生活習慣が合わず、生活音が気になってしまうことも。子供が走り回る音が気になる、深夜に帰宅する音で目が覚めてしまう、昼間の親のテレビの音が大きくて赤ちゃんが昼寝をしないなど。これらは、間取りを決めるときに、生活習慣や時間をお互いに話し合うことで改善できます。例えば、防音措置をしたり、親の寝室の上が子のリビングという間取りにしないという方法があります。
ひとりでくつろぐ場所がなかったり、来客を呼びにくかったりとプライベートの確保がしにくい場合は、セカンドリビングを各世帯に設けることで解決できます。


一部同居のメリットとデメリット

メリットは、
「適度なプライベートの確保」
「完全分離より建築費を抑えられる」

玄関のみ共有にし、キッチンやリビングなどは別々にすると世帯ごとのプライベートが確保できます。行き来はできるので、距離が近い同居のスタイルになります。
共有設備を玄関だけなのか、リビングやキッチン、お風呂も共有にするのかで建築費を抑えることができます。共有設備が少なくなると、その分、建築費は増えていきます。 共有リビングにすると広さを確保でき、二世帯でもゆったりと過ごせます。逆にリビングをそれぞれに作ることで、プライベートを保つことも。共有設備をどこまでにするかで、いろいろなパターンの生活を楽しむことができます。

デメリットは、
「共有設備が使う世代で異なる」
「共有の玄関の物音が気になる」

例えば、洗面台やキッチンの高さが、親世代と子世代で合わないと使い勝手が悪くなってしまいます。高さを調整できる仕組みにしたり、共有にせずそれぞれに設置するといいでしょう。
生活時間のズレが大きいと、深夜に帰宅した物音やキッチンの音などが気になってしまうことも。間取りを考えるときに、玄関や階段の位置、上下階の寝室の位置、水まわりの位置などを工夫するのがおすすめ。親世代の寝室の上階に子世代のお風呂やリビングを配置しないようにすると、生活音で睡眠を妨げないようにできます。


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同居でもプライバシーを保ちたい...そんなときは?

同居のときに気になるのが、いつでもどこでも顔を合わせることにより、ひとりの時間や各世帯での時間を過ごせるものなのかが心配という声もよく聞きます。
そんなときには、自由に使えるシェア部屋を作るといいでしょう。誰の部屋でもなく、使いたい人が使えるようにしておきます。ひとりで趣味をして過ごしたり、静かに勉強したいときに、友達を呼んだとき、同居していない方の親を呼んだときなどリビングとして使うのも◎。間取りとしては、相手の空間を通ることなく行けるとより気兼ねなくていいです。



完全分離のメリットとデメリット

完全分離は、玄関からすべて別々のタイプ。1階と2階でわけたり、同じ敷地内に建てる形です

メリットは、
「すぐそばにいるのに、干渉しあわない」
「生活が完全に別々」

玄関から別々なので干渉しあうことなく生活をすることができ、何かあればすぐに駆け付けることができます。お隣さんのような感覚です。プライベートを保つことができるので、最近多いタイプです。1階と2階でわけたり、同じ敷地内に隣接して建てることができます。

デメリットは、
「コストがかかる」
「完全に別々すぎて、コミュニケーションがとれない」
「生活音が気になる」

家を2棟建てるような形なので、建築費があがります。さらに共有設備もないので、それぞれの光熱費がかかります。しかしキッチンについては、別々にあると気兼ねなく料理ができるという場合もあります。光熱費を気にして共有にしたところ、狭くなって2人では動きにくい、作る料理ジャンルがまったく違うので一緒に作ることができないなどで、共有でいいと思っていたのに......ということがあるようです。料理は毎日のことなので、これがストレスになるのであれば、それぞれにキッチンがある方がいいでしょう。
完全に別々すぎるため、会ったり話したりを意識しないとその機会が少ないということも。その場合は、内側にも階段を設けて、中から行き来できるようにするのもおすすめです。お互いに干渉しあうというよりは、寄り添うような間取りにするといいでしょう。
どの同居のタイプにもいえますが、生活音も気になります。完全に別々であっても、1階と2階となると間取りによっては、音が響きます。



間取りで失敗しないために必要なこと

間取りで失敗しないためには、相談が大切。親と子世帯で生活スタイル、間取りについてよく話し合うことが失敗しないための方法です。 少々これは細かすぎるかなと思うことも伝えるようにします。建ててから不自由や不便を感じてしまはないように相談ができるといいですね。

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二世帯を建てるときに、補助金がでるって本当?

親世代、子世代で話し合い、理想の間取りを考えることができたら、次は資金について考えましょう。二世帯を建てるときに、補助金が出ることがあります。うまく活用してみてください。


〈地域型住宅グリーン化計画〉

環境破壊を低減するためには、木造の住宅は有効です。そこで地域の工務店などで木造住宅を建てる際に利用できる補助金が「地域型住宅グリーン事業」です。『子育てを家族で支え合える三世代同居など複数世帯の同居しやすい環境づくり』が条件のひとつとなっています。これが二世帯住宅に当てはまります。ただ、こちらについては、それぞれ独立した完全分離型は対象外となるので注意が必要です。他にも条件があるので、当てはまるのかこの事業に参加し登録している工務店などに相談してみましょう。


〈相続税〉

住宅を相続したときには相続税がかかります。家を相続した人が、被相続人(財産を残して死亡した人)と同居していた親族の場合、住居や土地の所有を続けていることを条件に8割減額という制度です。


〈贈与税〉

親から金品の贈与をされた場合、贈与税がかかります。二世帯を作るときに親から資金をだしてもらったときはこの対象となります。合計所得金額が2000万円以下である場合は、非課税の特例となります。


これら税金については、お住まいの地域によって異なることがあるので、税金についても工務店やハウスメーカーでたずねてみましょう。税金関係は、もめごとになることも多いのも事実ですので、事前に対策ができるとよいですね。



二世帯住宅を建てたい!【1】


建て替えとリフォームどっちにする?

二世帯のタイプは3つ

現在の家を二世帯住宅にしようと考えたときには、「建て替える」のか「(一部を)リフォームする」のかで悩むと思います。親世代と子世代が気持ちよく生活ができて、生活の動線もスムーズで、今後を考えてバリアフリーで......というのが理想でしょう。
今回は、建て替え、リフォームそれぞれのメリット、デメリットを紹介します。

まず、二世帯での生活をどこまでともに過ごすのかによって、間取りも変わってきます。間取りが変わると、建て替えがいいのか、リフォームがいいのかが変わります。

二世帯には次の3つのタイプがあります。


〈完全同居タイプ〉

→寝室、個室のプライベートな空間以外の、玄関、キッチン、お風呂、トイレ、リビングなどが共有のタイプです。共有部分は、二世帯が使うので広めに設計することが多く、生活動線はゆったりとしたものになります。また、同じ設備を使うので、光熱費が抑えられるメリットがあります。

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〈一部同居タイプ〉

→玄関、リビング、お風呂などは共有でも、キッチン、トイレなどは別にする一部だけ共有のタイプです。くつろぐリビングを共有にすることで、二世帯に適度なコミュニケーションの時間が生まれます。お風呂は別々にすると水道代が増額するので共有にし、トイレは、使う人数が多いのでタイミングが集中すると、混み合うためそれぞれの世帯で追加することが多いようです。玄関はいっしょだけれど、部屋などは完全に別々なので、ほどよい距離感で同居をすることができます。

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〈完全分離タイプ〉

→同じ建物内ですが、玄関から別々。それぞれのプライベートを尊重したタイプで、最近、人気です。隣接にしたり、1階と2階に分けたりします。共有するスペースがないので、気兼ねなく過ごすことができ、何かあったときにはすぐに助け合える距離といえます。完全に分けていても、生活時間帯にズレがあると、生活音が気になることも.......。配慮した間取りが必要になります。

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同居にする理由、生活スタイルを考える

そして、あなたが二世帯住宅を建てたいと思ったときに、なぜ同居にしたいのか、生活スタイルについても考えてみましょう。
例えば...

「高齢の親が心配なので一緒に住みたいが、まだ元気ではあるので生活に気を使いすぎたくない」
→一部同居タイプ or 完全分離タイプ

「子育てしつつ共働きなので、親に子供たちを見てもらいたい」
→完全同居タイプ or 一部同居タイプ

「親の介護のために同居をする」
→完全同居タイプ

「仕事は夜勤があったりするので、親の生活リズムとは合わない」
→完全分離タイプ or 一部同居タイプ

「それぞれのプライベートを重視したい」
→完全分離タイプ


どのタイプに当てはまりそうでしょうか?

そして、二世帯で住むために建てるのですから、建てたあとのことを考えることは大切です。
生活するまでなかなか二世帯で暮らすイメージがしにくいかと思いますが、建ててから生活しにくいと思っても後の祭り...。
電気、ガス、水道などの光熱費の支払いを分けるのか、同じにするのかで、配線や配管も変わってきます。建ててからそこを変更するのは厳しいのであらかじめ決めておくといいでしょう。

また、共有のリビングなどを広めに間取りをとれたから2階に設置したところ、1階を居住スペースにした親世代が足腰の負担により昇り降りがおっくうになり来なくなってしまったということも。これらことを考えて、1階が親世代、2階が子世代に振り分けたときに、共有リビングを1階にするといいでしょう。またエレベーターを設置するのもおすすめです。もし今後、車いす生活になったり、足腰が弱って歩くのが難しくなったりしたときなどには、とても便利です。
生活のしやすさを第一にイメージして、どの同居タイプが合っているのか、どの間取りがいいのか考えてみましょう。



二世帯って狭くても建てられるの?

二世帯を建てるには、どのくらいの建坪が必要なのでしょうか?
自分たちが主に過ごす部屋(リビング・ダイニング、キッチン、寝室、子ども部屋などの両世帯分)の合計畳数を計算します。
部屋の合計畳数×1.6~1.8÷2 (※係数1.5~2.0の数値でゆとりスペースの目安面積を算出することができます)
この計算で、必要な建坪がわかります。コンパクトなものであれば、30坪は必要になり、ゆとりを持たせるためには、40坪はほしいところです。間取りや、二世帯のタイプによって建坪は変わります。30坪の場合は、玄関を共有し、連絡扉を設ける一部同居タイプになります。完全分離型の場合は、もっと広さが必要になり、50坪以上が目安となります。


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いくらくらいで建てられるの?

狭くても建てられることがわかったら、気になるのは金額です。建て直す(新築)、リフォームで金額は変わります。

<建て直し(新築)の場合>

土地を購入し、建てるので高額になります。金額の順としては、完全分離、一部同居、完全同居の順になります。
完全分離は、新築をもう一棟建てるので、一般的な一軒家の金額の1.5~1.8倍目安です。例としては、一般的な一軒家(4~5人で住む設定)は、30坪で1500万円、40坪で2000万円。完全分離の場合は、2250~3600万円。
一部同居の場合は、設備をどの程度増やすかによって金額は増えていきます。
完全同居は、一般的な一軒家と同様の金額になります。

一般的な一軒家(完全同居) 30坪/1500万円 40坪/2000万円
完全分離 30坪/2250~2700万円 40坪/3000~3600万円


<リフォームの場合>

すでにある戸建てをリフォームするので、土地代はかかりません。一部同居、完全同居の場合、玄関、寝室、トイレ、お風呂などの設備を新たに設置するので、その金額がかかります。
完全分離の場合、もう一世帯を作るため丸々一軒建てるかすべてリフォームするかという形となり、一般的なリフォーム金額の1.5倍程度がかかります。1000~1500万円が目安になります。


金額の目安をご紹介いたしました。間取りや設備によって変わってきますので、工務店、設計事務所、ハウスメーカーに見積もりをとって予算を検討してください。

次に、建て替えとリフォームのメリット、デメリットをご紹介します。




建て替えは、自由にできる!

建て替えのメリットは、"長く住むことができる" "間取りが自由にできる"ところです。
新しく建て替えるので、これからも長く住む場合、家自体が老朽化している場合などにおすすめ。新築を建てるので、その後も二世帯で長く住み続けることができます。

「築年数が経ち、老朽化している」
「地震や豪雨、猛暑などの近年の災害への対策をしたい」
「今後を考えてバリアフリーなども考えたい」
「長く暮らしていて不便と感じていたところを直したい」
「収納スペースをもっと増やしたい」

など、このように思っていたら建て直しがおすすめです。

間取りが自由にできるので、住む家族みんなの意見を出し合って、理想の家作りをすることができます。間取りは、現在のことだけではなく、今後のことも考えましょう。

「子供が大きくなったら子供部屋をどうする?」
「親の介護が必要になったら?」
「親が亡くなったら、親の居住スペースをどうする?」
「いずれ1階を賃貸にする?」

など。いろいろな可能性があると思います。このことも視野にいれるといいでしょう。

デメリットとしては、解体し、新しく建てるので金額がかかります。解体するにも、解体費がかかるためです。またとくに、完全分離タイプは、お風呂、キッチンなど設備を一世帯分新しく追加するので、新築よりも金額が上回る可能性が......。
そして気をつけたいのは、みんなで理想の間取りを求めることで、予算の金額を上回りやすいということ。ついつい、あれもこれも。どうせならこうしたい! と思ってしまうものです。家を建てる工務店、設計事務所、ハウスメーカーなどとよく相談をして決めることをおすすめします。予算について考えて、いろいろと提案してくれるところこそが、いい会社でもあります。

また、工事期間も長くなるので、仮住まいの期間も長くなります。例えば、仮住まいでマンスリーマンションなどを借りていたり、家具や家電などを一時保管するためにトランクルームなどを借りていたりすると、その期間が長くなり、金額も増えていくことになります。
金額以外としては、間取りが完全に変わるので、高齢者などが生活に慣れるのに時間がかかるということもあります。

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リフォームは、金額をおさえられる!

リフォームのメリットは、もともとある部屋を活かし、新たに設備を追加するなど少し手を加える程度なので金額をおさえられることができます。

「トイレを追加したい」
「手すりをつけて、スロープをつけたい」
「対面キッチンにしたい」
「リビングを広くして、二世帯で食事ができるようにしたい」

収納が足りない、日が入りにくく暗い など現在暮らしていて不便と感じるところ、二世帯住宅には適さないところなどを直したり、手すりをつけたり、スロープを設置するなどバリアフリーにすることもできます。それ以外は現在のまま使えるので、住み慣れた家で、便利なところは残し、二世帯住宅へと変えることができます。

二世帯で共有する部分によりますが、キッチンやリビングを広くしたり、水回り(お風呂やトイレなど)をきれいにしたり、完全に分離したりでリフォームの金額は変わってきます。
手ごろな金額で押さえる例としては、玄関や階段、お風呂、トイレなどに手すりをつけたり、滑りにくくしたり、段差をスロープにしたりするバリアフリーのリフォーム。もう一世帯のためにトイレや洗面台を追加するリフォームがあります。

また、工事期間が短くてすむこともメリット。リフォームの場合、1~3カ月程度です(建て直しの場合は、6か月~1年以上)。壁を壊すなどの大がかりになるともう少し期間が延びることもあります。また工事期間中は、仮住まいをしなければなりません。工事期間が短くすめば、仮住まい期間も短くてすみます。

デメリットとしては、既存の家をもとにリフォームをするので、大きく間取りを変えたり、建物の耐久性の関係で柱や階段の位置などを変更したり、水回りは配管の都合で変更することが難しいところです。限られたスペースに二世帯分の設備や部屋を増設するとなると間取りを考えるのに悩みます。そのために既存の壁を壊してなどの大がかりな変更となると、金額は多くかかります。また、既存の空いているスペースに、キッチンや寝室、お風呂などを作っていくと、手狭感や生活の動線が悪くなったり、かえって住みにくい家となってしまう恐れもあります。うまく間取りを考えなければなりません。せっかくリフォームをしたのに、結果的に以前とあまり変わらなかったのでは、もったいないです。

建て替え、リフォームはどちらにも補助金や減税もあるので、一定の条件になりますが、各自治体で相談してみましょう。

建て直し、リフォームのメリット・デメリットを踏まえて、親世代、子世代でよく話し合って進めていきましょう。工事をする前から相談し、コミュニケーションを密にとることは、二世帯で暮らし始めるときにも役立つことでしょう。

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二世帯住宅を建てるときに失敗しないために

家を建て直す、リフォームするには、それなりの金額がかかる大きな買い物です。あとから後悔することのないようにしたいものです。失敗しないために気をつけることはなんでしょうか。

①優良業者を見極め、よく相談をする
②情報収集をおこなう
③一緒に住む親世代をよく話し合いを重ねる
④生活スタイルを見返して、どのタイプ(完全同居、一部同居、完全分離)にするか決める
⑤予算、間取りは無理をしないように考える
こちらの5つのポイントがあげられます。

優良業者を見極め、よく相談をする
小さなところから大手までさまざまな業者があります。優良なのかどうかを見極めることが大切。そのときのポイントとしては「建てたあとにお客さんとどう接しているか」です。建てるまでは、丁寧な営業対応をしてくれますが、実際は住んでから何か問題や不備が出てきたのに対応が悪かったら、困ります。そこで、興味のある業者のホームページなどを見て、建てたあとのお客さんとの良好な関係を紹介しているものがあったら、優良なところと評価してもいいでしょう。
また、むやみに設備を増やしたり、金額を上乗せしていこうとするところよりは、伝えた予算のなかでやりくりしてくれるところなどもおすすめです。業者とは、相談をしていろいろと決めていくといいでしょう。

情報収集をおこなう
ある程度ゆとりを持ち、情報収集には1年くらいかけることをおすすめします。
家作りの本は、多く出ていますが、数冊を読み比べるようにします。その著者ができるだけ現場に近い立場から書いたものがいいです。実際に現場にいて家作りに携わっている人でなければ、見えてこないことがあるからです。
インターネットは、お客さんお声が載っていて本音を知るためには有効です。どんな出来事があった、どんなところに満足したなど具体的な声が載っているのがいいでしょう。
業者が行っている見学会、セミナーなどは積極的に参加してみましょう。なかでも完成した住宅を建て主の許可を得て見学する「完成見学会」、建築途中の骨組みや現場のリアルな様子を見ることができる「構造見学会」がおすすめ。

一緒に住む親世代、子世代とよく話し合いを重ねる
どちらかが我慢や不満があるままでは、そのあと長く一緒に住み続けることが難しくなるかもしれません。気になること、ささいなことでもよく話し合うようにしましょう。
建ててから、生活を始めてみて生活音が気になるということがよくあります。
「孫の泣き声や走りまわる音がひびく」
「親のテレビの音が大きくてうるさい」
「子世代の帰宅が遅く、その音で目が覚めてしまう」
「親世代が早朝に起きるので、ゆっくりと起きることができない」
「お客さんを呼んでも、共有スペースなのでくつろげない」などなど。
建てたあとのことまで考えて、間取りについてなどよく相談をしましょう。

生活スタイルを見返して、どのタイプ(完全同居、一部同居、完全分離)にするか決める
先ほどにもご紹介しましたが、よく相談をした上でどのような家にするかを決めます。相談よりも先に、自分の思う理想のタイプや間取りを決めてしまうと、生活スタイルに合わなかったり、そもそもそのような間取りが配管や配線の都合で難しかったりなど出てくるかもしれません。

予算、間取りは無理をしないように考える
理想を求めているとつい予算をオーバーしてしまいがち。無理な間取りにして、工事費用が増したり、間取りのために配管や配線を大幅に変えたりなどがおこることもあります。予算のことを気にしながら、考えましょう。
予算についてしっかりと考えて、見合った間取りや設備を提案してくれるところが優良業者でもあります。

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せっかく一緒に住むので、親世代、子世代どちらも過ごしやすい家にしたいものです。よく相談をしあうことで、コミュニケーションがよくとれるようになり、今後の生活のときにも何かとスムーズにやりとりができるようになることでしょう。



温度差が大事です。


こんにちは。
しあわせ設計の家 ビーテックです。
今日も雨で寒いですね。
北関東ではが降ったようです。。

桜が咲き、ぽかぽか陽気から一転してのこの寒さ...
温度差で体調を壊さない様、お気を付け下さいませ。

温度差といえば、家づくりにも温度差は大事です!!

ヒートショックという言葉をご存知ですか?
家づくりをご計画中の方・考え始めた方は一度は聞いたことがあるかと思います。

暖かい部屋から寒い廊下やトイレ、また入浴時や入浴しようと浴室に移動した時、
室温差に思わず「ブルッ」っと震えたご経験が皆さんにもあるかと思います。


家の中の急激な温度差により血管が収縮し、血圧が急上昇したり
脈拍が早くなったりと血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、
脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼし、
最悪な場合、死に至ることも多くあります。

この現象をヒートショックといいます。

ヒートショックを起こしやすいのは、
特に
冬場の冷え込んだトイレ・洗面室・浴室など、極端な温度差がある場所です。
深夜から早朝にかけても起こしやすくなっています。

このように多くの死亡者を出すヒートショックを防ぐには、
どうしたら良いのでしょうか...?

簡単にいうと
家の中の大きな温度差をなくすこと
家の断熱性能を上げることです。


弊社では、高気密・高断熱の断熱材に加え、
夏は輻射熱を反射、冬は熱の放射を抑える
スーパ―エコ工法を標準としております。
高気密・高断熱住宅は、ヒートショックを防ぐ家でもあります。

https://www.b-tech-o.com/ecob.html



高気密・高断熱についてもっと詳しく聞きたいという方は、
ぜひ、弊社のイベントや見学会等にお越しください!!
次回は5月下旬に開催予定となっております。

間取りの工夫や断熱・遮熱をしっかりと
考えたお家づくりをされることをお勧めいたします。



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