品川区では耐火建築の家づくりが順調に進んでいます
皆様がお住いの地域では、用途地域や防火地域などが定められ、その地域の制約に応じた家づくりが求めらているのはご存じですか。
現在、9月末の竣工予定で工事を進めている品川区での家づくりの現場は、防火性能を確保する上で一番厳しい条件を満たす必要のある「防火地域」での家づくりを叶える「木造耐火建築」の仕様で家づくりを行っています。
耐火建築というと、以前は鉄骨造やコンクリート造など、建築費用が嵩む施工方法しかなく、木造での家づくりをするにも難しかったのですが、最近は木造の技術開発が進み4階建て以上や3000㎡を超える建築も可能となりました。
建築費用は鉄骨造に比べ格段に安く、狭小地域でも資材搬入が楽に出来、CO²削減の観点からも、環境にやさしい家づくりが出来る「木造耐火建築」は住まい手に取って最も安心できるお薦めの工法です。
【写真下】先ずは、弊社自慢の耐震等級3(許容応力度計算での評価証明付き)の木組みを行います。
【写真下】吉野石膏の石膏ボード、通常2階建てや3階建ての準耐火建築の家では厚さ15㎜の石膏ボード1枚を室内に貼るのですが、耐火建築の場合は厚さ21㎜の石膏ボードを2重に貼ります。(21㎜×2枚合計42㎜のボード:1枚目のボードと2枚目のボードの目地をずらす事が大事)
【写真下】こちらも石膏ボードを貼る前の様子
【写真下】内部に断熱材(高性能グラスウールであるイソベールを採用)を施し、その上に石膏ボード21㎜を2重に施工。窓などの開口部廻りも石膏ボードを挟みこみ設置しています。
【写真下】厚み21㎜の石膏ボードが2枚重ねて貼られているいる事が分かりますね。1枚目と2枚目のボードの継ぎ目もずらしています。
☆この工法を外部の外壁下地や、室内の床や天井にも行います。
【木造耐火建築を叶えるお薦めの工法は、吉野石膏の耐火構造】
これまで、私が担当した家づくりでの木造耐火建築の家は2件目。鉄骨造に比べても耐火性能が満たされ、コストを抑えた家づくりが出来、
耐火建築なので火に強く、火災保険も安くなり、室内の防音効果も得られるので2世帯住宅(3世代住宅)でもお薦めです!
更に長期優良住宅仕様・耐震等級3と制震工法併用で、長期に渡る家の品質確保と地震の備えも万全。
その上で住まい手の生活動線や、居心地よい間取りを、お好みの内装で仕上げます。(大工:桜井棟梁・施工管理:大峠・営業設計担当:林)