住宅完成写真 WORKS

賃貸併設の古風な和室の住宅

東京都品川区 T様邸

1階施主、2階半分施主+半分賃貸1室、3階賃貸2室の賃貸併用住宅で、制震工法を採用しています。賃貸へは、外階段が付いています。オーナー住戸部分は、1階にも2階にも昔ながらの和室のある、落ち着いた住宅となりました。洋室部分は白い清潔感のあるモダンな部屋に清々しい白のキッチン。賃貸部分は全て洋室で、日当たりと風通しの良い部屋です。

終の棲家の建替えをと相談頂いたのが2020年11月、その後羽田での見学会にご夫妻でお越しになり顔合わせ。賃貸併用住宅だった古い家を建て替えたいとの相談を頂き、プランの検討を開始。

普通の戸建て以上に費用の掛かる賃貸併用住宅は、立地と資金とプランの面から計画を練りました。立地は、駅から近く、商店街を通り、一本路地を入った静かな住宅街で、賃貸向きの立地だった事に加え、何よりこれまでの賃貸経営のご経験が御有りになった事で不安要素は有りませんでした。又、資金面を補う為に品川区の助成金制度を全てお調べし、活用できる助成金の面倒な手続きも、全て弊社で代行する事で、T様の負担を最大限サポートしました。

プラン面では、既にT様で細かなプラン図をご自身で描かれていたので、私共の方では建築基準法上、施工上、コスト上の目線で修正と提案を加え、設計図面を纏めました。何度もご自宅に足を運び、ご夫妻のお気持ちに添える様に、打合せを丁寧に行いました。

工事が始まれば、前面道路の道幅が狭く、使用する工事車両の制限を受けながらも、日頃からまとまりある職人さんの協力と知恵を借り、家の建築では現場管理と大工さんとご夫妻を交えて何度も立合いを重ね、より良い家になる様、丁寧に工事を進める事が出来ました。