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大田区羽田で木造耐火構造の家づくりが始まります

大田区羽田地区では、環状8号線や産業道路に沿って防火地域が指定されています。

防火地域内のエリアでは、耐火構造の建築が求められ、通常の準耐火構造に比べより火災に強い家づくりを行わなければなりません。(但し、木造2階建て・100㎡以下で有れば準耐火構造でも可能)

木造耐火建築は、他の構造(鉄骨やコンクリート)に比べ、コストが抑えられ二酸化炭素排出も削減出来、更には耐火性を良くする為に石膏ボードを外部と内部に2重に張る事で、気密性が良くなり、断熱性能が向上し、日常生活での冷暖房負荷を削減できるメリットが生まれます。

木造耐火建築の計画に際し、日本ツーバイフォー建築協会や木造住宅産業協会で木造耐火構造が国の認定を取得していますが、私のお薦めは吉野石膏の耐火仕様吉野石膏(「安全で快適な住空間を創る」をモットーに、タイガーボード製品(石膏ボード・プラスターボード)、耐火・遮音壁、耐力壁、目地処理材などの建築関連商品を中心に、肥料用、歯科用、医療用石膏など、様々な商品を提供しています。)は家づくりで欠かせない石膏ボードの国内シェア80%を誇る大手。こちらで認定を取得した工法を採用し、いよいよ木造耐火3階建ての家づくりを始めます。

下記更地の状況。木造ですが石膏ボードを多く貼るため、建物の固定荷重が普通の住宅に比べ重く、地盤調査時に地耐力の判定も厳しく行い、地盤補強を行った上で基礎工事をスタートします。