しあわせブログ BLOG

こどもみらい支援事業と長期優良住宅で得する賢い家づくり

引続きコロナの環境下でウッドショック(材木の不足と高騰)・原油高・人材不足・建築資材の高騰・半導体問題などなど住宅に限った事では有りませんが難しい時期が続きます

その反面住宅購入に対する住宅ローンの金利優遇や税制上の支援等が盛りだくさん用意され、家を建てる制度は更に支援が行き届いており、なんとももどかしい状況です・・・。

弊社では、どのような状況下でも関連業者との連携を図りつつ、出来る限り無理無駄の無い家づくりのご提案と、ご安心頂ける賢い家づくりを引き続きご提案して参ります。

【分かりにくい家づくりに関する制度上の品質を物差しで示すと】

ZEH住宅>HEAT20>長期優良住宅・住宅性能表示>耐震等級・省エネ等級>一般住宅(決して悪くは有りません)というランク付けが(簡単な比較は出来ませんのでご意見は多々有ると思いますが・・・)イメージ出来るのですが、家づくりの予算抑えつつ、金利税制優遇を無理無駄無くご利用頂ける長期優良住宅での家づくりを今年2022年弊社では(私個人では)お薦め致します!!

長期優良住宅とは、家に関する維持管理を長期間行う事を前提に
①劣化対策(床下や小屋裏の点検空間の確保) 
②耐震性(耐震等級2又は1でも層間変形角を抑えた仕様)
③維持管理・更新の容易性(室内設備配管の維持管理のしやすさ)
④省エネルギー性(省エネ等級4)等を施した家が基本となります。
スクラップビルドという何でも壊して建替えるという時代を経験し、環境問題や資源の有効活用という観点から、平成21年6月に施行された制度です。

①から④を採用する事で、家づくりに掛かる費用は数十万円アップするのですが、何かと2022年の税制や住宅ローン金利の優遇等が受けやすい制度です。例えば

1:こどもみらい支援事業(18歳未満のお子様のいる世帯・ご夫婦のどちらかが令和3年4月1日時点で39歳以下の世帯が対象)では80万円の補助金が利用出来ます。(ちなみにZEHで100万円・断熱等級及び1次エネルギー等級4で60万円)

2:FLAT35Sの金利Aプランが利用可能(金利引き下げ期間10年間マイナス0.25%で通常のFLAT35金利利用の場合と比較して72万円もお得な計算もできます)

3:大田区内にお住まいで、区の行う建替え助成金(75万円~各種制度あり)の併用で利用できる地域連携型利用で、更に金利引き下げ期間の初めの5年間がマイナス5%

4:住宅ローン減税限度額の引き上げ

5:所得税や登録免許税・不動産の優遇

6:固定資産税の減税措置の延長

こうしたご案内を行いながら、弊社では家づくり個別無料ご相談会を定期的に開催しております。今すぐは無理ッという方も、先ずは資料請求をどうぞ!


2022年これからの家づくり

2022年住宅の基本性能が様々な面から更に良くなるスタートの年となります。2025年の住宅省エネ基準の適合義務化2030年のZEHレベルまでの引き上げが国の政策で掲げられ、同時に東京都ではゼロエミ住宅を更に推し進める為、新築住宅への太陽光の設置義務への動きも活発に議論されています。

住宅の温熱環境面の向上は地球温暖化対策で急務ですが、同時に懸念される地震への備えとしての建物耐震化事業も並行して進められています。

こうした面から、これからの家づくり更にコストが掛かる懸念が有るため、国や地方自治体での補助金・税制優遇措置を利用していく事が必須になります。また、住宅ローン減税や生前贈与非課税・こどもみらい支援事業といった2022年に税制が変わるものや、すまい給付金の制度延長なども利用する事も大切です。

こうした観点からも、弊社ではお客様其々に、どの基準の家づくりを選ぶか、選択肢をお示しし、無駄と無理の無い資金計画から其々の家づくり基本ベースを提案し、そこから間取りのご提案を行っていきます。

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ビーテック本社ビル建設中!

本社ビルを建設しています。その精錬された工法と、「しあわせ設計の家」の建築に対する基本の考え方を紹介します。

「しあわせ設計の家」の注文住宅は今まで木造で作ってきましたが、今回は8階建てのビル建設にともない、鉄筋コンクリート造(RC造)を採用。ただのRC造ではない特殊工法です。

今回、設計・監理は、株式会社LAN 本多 豊 氏、構造設計に、池田 昌弘 氏、施工は、株式会社藪崎工務店。ビーテックとのコラボレーションです。従来の建築用ソフトでは計算できない、独自の計算に基づき、究極の安全性とミニマリズムを実現します。

安全な建築物とは、どのようなものを想像しますか?多くの人が想像するのは、極太の柱、分厚い壁、深く掘った基礎。本多氏・池田氏が提案する安全性は、それと対局を行くもの。深く納得させられます。すべての建築はこうあるべき、と。

「重力」。実際の大震災で甚大な被害が出ているのは、重い建築であり、建築は重力に最も弱い。それに、地中深く掘削して基礎工事をするには大きな費用がかかり実現が難しく、資源も費やすことに。シンプルで自然あることは、経済にも環境にも優しい。巡っては、人の健康にも優しい。それが、「しあわせ設計の家」の建築に対する考え方そのものでもあります。

細かな鉄筋の格子にコンクリートをまとった構造、これがRC造ですが、そのRCを柱状に組む、高層ビル等に使われる工法と、RCを6面組んでいく、地震には強いが低層向けの壁式構造とがRCにはあります。その両方の利点を取り入れた独自の工法を今回は採用。狭小住宅を作るような工法で、ビルを建てているのです。これが最も地震に強く、空間を最大限に広く活用できて、コストダウンも。

壁の中に柱が入っていて、空間の中に出っ張りのない新しい構造。空間が広いだけでなく、コンクリートの量が減って軽量化するため、大きな基礎を埋め込む必要がなく、耐力壁をバランス良く配置することで強度を確保し、高層建築が可能になります。軽くて頑丈で何も加えないことが、強くて優しい、本来の建築のあり方なのです。

まだまだこれだけではありません。さらに株式会社ビーテックの本社ビル建設の詳細と、新規事業について、続きは次回。