しあわせブログ BLOG

ビーテック本社ビル建設中!

本社ビルを建設しています。その精錬された工法と、「しあわせ設計の家」の建築に対する基本の考え方を紹介します。

「しあわせ設計の家」の注文住宅は今まで木造で作ってきましたが、今回は8階建てのビル建設にともない、鉄筋コンクリート造(RC造)を採用。ただのRC造ではない特殊工法です。

今回、設計・監理は、株式会社LAN 本多 豊 氏、構造設計に、池田 昌弘 氏、施工は、株式会社藪崎工務店。ビーテックとのコラボレーションです。従来の建築用ソフトでは計算できない、独自の計算に基づき、究極の安全性とミニマリズムを実現します。

安全な建築物とは、どのようなものを想像しますか?多くの人が想像するのは、極太の柱、分厚い壁、深く掘った基礎。本多氏・池田氏が提案する安全性は、それと対局を行くもの。深く納得させられます。すべての建築はこうあるべき、と。

「重力」。実際の大震災で甚大な被害が出ているのは、重い建築であり、建築は重力に最も弱い。それに、地中深く掘削して基礎工事をするには大きな費用がかかり実現が難しく、資源も費やすことに。シンプルで自然あることは、経済にも環境にも優しい。巡っては、人の健康にも優しい。それが、「しあわせ設計の家」の建築に対する考え方そのものでもあります。

細かな鉄筋の格子にコンクリートをまとった構造、これがRC造ですが、そのRCを柱状に組む、高層ビル等に使われる工法と、RCを6面組んでいく、地震には強いが低層向けの壁式構造とがRCにはあります。その両方の利点を取り入れた独自の工法を今回は採用。狭小住宅を作るような工法で、ビルを建てているのです。これが最も地震に強く、空間を最大限に広く活用できて、コストダウンも。

壁の中に柱が入っていて、空間の中に出っ張りのない新しい構造。空間が広いだけでなく、コンクリートの量が減って軽量化するため、大きな基礎を埋め込む必要がなく、耐力壁をバランス良く配置することで強度を確保し、高層建築が可能になります。軽くて頑丈で何も加えないことが、強くて優しい、本来の建築のあり方なのです。

まだまだこれだけではありません。さらに株式会社ビーテックの本社ビル建設の詳細と、新規事業について、続きは次回。

【9】二世帯住宅の失敗集

二世帯を建てようと思ったら、いろいろと情報収集をするかと思います。そのときに、ネット検索をすると出てくる二世帯住宅での失敗集......。

「実際に住み始めてから、ここをこうすれば...」
「こうした方がよかったかも...」
「ここを我慢したから失敗した...」

多く出てくる失敗談に心配になったり、不安になったりするかもしれません。しかし、これを反面教師にして、よりよい二世帯を建てませんか?

目次

間取り、設計での失敗事例

nisetai9_bath.jpgまずは、間取りや設計での失敗事例です。


お風呂が共有で親世帯のリビングを必ず通らないと行けなくなり、気軽に夜中や早朝とか入りたいタイミングでいけない。


それぞれの世帯の間取りで、広さや動線を優先してしまい、いざ住んでみると収納スペースが足りず、ものがあふれてしまった。


洗濯機や洗濯スペースが親世帯の寝室の近くにあり、深夜や早朝に洗濯ができない。


1階を親世帯、2階を子世帯にしたものの、子供がまだ小さくて、落ちそうで階段が危ない。子供がもう少し大きくなってから居住スペースを交代する形にすればよかった。


上下階の部屋割りがまったく同じにしたので物音が気になる。


扉一枚でつながる設計にしたもののカギをつければよかった。こちらの都合を気にせず、気軽に入ってくる。


1階は寒すぎる、2階は暑すぎる...上下で分けるのではなく、縦割りにすればよかった。


一人になれるスペースがない。どこにいても誰かがいる。たまには一人で過ごしたい。

共有スペースでの失敗事例

nisetai9_entrance.jpg次に、共有スペースでの失敗事例です。


共有の玄関にしたら、両家の靴や物であふれかえってしまった。玄関横に収納スペースを作ればよかった。


仕事で帰宅時間が深夜になり物音を気にしてこそこそとしてしまう。玄関は別々にすればよかった。外階段にすればよかったと思った。


共有のお風呂なので時間帯によっては、みんなが集中して入るので混雑してしまう。別に簡単なシャワールームを付ければよかった。


共有のトイレにしたので、朝が渋滞。トイレは各世帯に作ればよかった。


脱衣所に洗面所があるので、相手世帯が入浴中だと洗面所を使いにくい。


朝の洗面所が、思っていたよりも渋滞してしまう。


共有リビングなので、インテリアの趣味が違うためまとまりがない空間になってしまった。せめて趣味が合えばよかった。


共有リビングなので、気を使うため友達や実親を呼びづらい。


共有スペースの掃除の仕方で、相手世帯ともめてしまった。どうやるかどちらがやるかなど事前に決めておけばよかった。


生活時間帯のズレの失敗事例

nisetai9_dining.jpg生活時間のズレが引き起こした失敗事例です。


子世帯の帰宅が毎晩遅かったり、夜中に洗濯機をまわしたりするので物音が気になり寝ていたのに目覚めてしまう。


週末の朝にゆっくりできない。相手世帯が起きていると起きなくてはならない。


お風呂の時間がみんな違うのでその都度、追い炊きをして不経済に感じる。


相手世帯の来客が頻繁に来るので、話し声などがうるさい。


起床時間、就寝時間が相手世帯と違うので物音に気を使っている。


耳が遠くなってきた親世帯のテレビの音が大きすぎて、寝ている子供が起きないか気になる。注意もしにくい。


連絡なしに突然に来るので困る。二世帯だけど、そこは気を使ってほしいところだった。完全分離タイプにするか、内側でつながっている扉にカギをつけるかしたらよかった。


自分が留守の間に勝手に入られていた。


共有した設備についての失敗事例

nisetai9_kitchen.jpg共有設備についてこうすればよかったという失敗事例です。


水回り、とくにキッチンは別にすべきだった。
→毎日使うところだし、使い勝手がメインに使う人によって違う。掃除してもすぐに汚されたりして、ストレスになっている。


共有スペースの光熱費の支払い割合をちゃんと決めておけばよかった。
→あいまいにしていたので、毎月どちらが負担するか、どのくらいに分担するかなどで軽くもめている。


自分のペースで生活できない。
→共有のお風呂なので入りたいときに入れない、共有キッチンなので食べたいときに食事がしにくい。


失敗事例を反面教師に

失敗事例を見ると、下記の点は気にしておきたいところです。

水回り(キッチン、お風呂、トイレなど)はなるべくわけておくこと

→とくにキッチンはわける、もしくはメインキッチンのほかにミニキッチンなどを設けるなどしてみましょう。お風呂やトイレ、洗面所は時間帯で渋滞してしまうのでわけた方がストレスがなくなります。


生活時間は前もって細かく確認しておくこと

→世帯によって、生活時間は異なるものとして考え、話し合うといいでしょう。それに合わせて共有設備や間取りを考えたりしましょう。


収納スペースは作ること

→部屋の広さや過ごしやすさを先に考えてしまい、収納スペースを忘れてしまいがちです。共有設備が増えるとそこに両世帯のものがあふれてしまうことも。


一人になれる空間を作ること

→二世帯で住むと、ひとりっきりになれる空間がなかったりします。家なのにくつろげない。気軽に自分の友達を呼んですごせる空間がほしいということも。誰もが使えるフリースペースを用意しておくといいでしょう。


実際に365日いっしょに住んでみると、相手世帯の見えなかった様子、考え方などがわかると思います。そのことでもめてしまったり、せっかく建てた二世帯から引っ越しすることになったりなどもあるとのこと。
しかしそのことを事前に気が付き、前もって親世帯子世帯でちゃんと話し合うことが大切です。話し合うことができる間柄ならば、今後も円満に過ごすことができるはずです。

自分たちだけで話し合いにくいなら、間に建築業者などを入れてしっかりと話し合うべきでしょう。失敗したから、じゃあやり直そうとはなかなかできない高額な買い物です。失敗事例をもとにして、よりよい二世帯を考えましょう。