お客様と創る家 CONCEPT

いい家づくりを成功させる 5. 信頼できる会社の見つけ方

1. ポリシーを持った会社と出会う
2. 本当に信頼できる業者とは
3. ホームページを見比べる
4. 相見積もりはほどほどに
5. 専門性・得意分野はどこか
6. スタッフの連携は良好か

1. ポリシーを持った会社と出会う

世の中にはさまざまな建築業者が存在します。会社によって、安心や安全に対する力の注ぎ方もまちまちなのは事実です。商品を売ることに汲々としている会社がある一方で、日本が地震国であることを踏まえ、危機感を持って家づくりに取り組む意識の高い会社も確かに存在します。情報を収集したうえで、数社の担当者と接触すれば、ある程度の判断がつくのではないかと思います。売ることに主眼を置いている担当者は、商品のメリットや価格については答えることができますが、理由が曖昧なことがあります。高い意識を持つ担当者であれば、お客様のニーズを理解した上でお客様に提案をします。説得力に大きな差が生じるのです。

2. 本当に信頼できる業者とは

多くのお客様は「お洒落な家に住みたい」「デザインにはこだわりたい」と考えるものです。それに対し、家づくりのプロがデザインのリクエストばかりを重視して、安全対策を軽視するとしたら大きな問題です。本当に信頼できる業者とは、幅広い視点からお客様にとって本当に必要な家を提供するものです。構造の知識が前提にあれば、意匠の要求を満たしながら、安全で安心な家を作ることができるはずです。

家づくりの大前提は、安全と安心です。家族の命や健康を守ること。予算的に無理のない家を作ること。後でお金のやりくりに苦しんだり、地震の際に大きなダメージを受けるような家は、お客様にとっていい家であるとは思えません。

3. ホームページを見比べる

おそらくほとんどの住宅会社がホームページを公開しているはずです。これを見比べるだけでも、それぞれの会社が何を重視しているかが伝わってきます。耐震住宅で十分であると考えている会社と、新しい制震材や免震材を取り入れている会社とでは、当然ながら、紹介している商品ラインナップに差が生まれます。さらに太陽光発電を取り入れたスマートシティ構築などに目を向けている会社もあります。建物の意匠も含め、全体的なバランスを考えながら、相応しい会社を選ぶことが大切です。

ホームページ全般から会社の向き合い方を確認し、お客様が「家を建ててくれる人」のことを知る。建てる側も、お客様のことを深く知る。 これは、お互いを尊重してより良い家を形作ってい上で大切なことです。家づくりについて確かなポリシーを持っている会社は、会社の大小を問わず、ホームページでも自社の考え方をきちんと打ち出していることが分かります。ホームページの作り方などは各社それぞれですが、そこに働く人の人間性や個性が表れていると、より安心できるのではないでしょうか?見た目の良さやイメージだけでなく、そういったメッセージに注目して見るのをお薦めします。

家づくりで大切なことは、人と人との関わり方です。アフターサービス基準・働いているスタッフや職人さんの顔・考え方など、さまざまな角度から、その会社の姿勢を感じてみてください。

4. 相見積もりはほどほどに

複数の業者からの見積り(相見積もり)をたくさん取って、とにかく安い価格を提案した会社に依頼するという方法は考え物です。たしかな家づくりをしている会社は、多くのお客様から支持される傾向にあるため、安易な価格競争に参加しない傾向があります。

無理に受注をして簡単に値引きをしたり、価格競争に乗っている会社は、依頼して大丈夫なのかを考え直す必要があります。過度な相見積もりの結果は、家づくりにおいて弊害をもたらす恐れがあります。

家は人の手で作られるものです。単価が低いために職人のモチベーションが上がらなかったり、ひどい場合には手抜き工事が行われる可能性もあるのです。安さを求めすぎる結果、建物にしわ寄せがくるケースがあるのです。

また価格競争に疲弊して、会社が倒産してしまう危険性も指摘できます。そうなると、せっかく家を建てたとしてもアフターサービスをしてもらえなくなったり、家づくりの最中に倒産してしまうと、泣くに泣けない状況が起きるでしょう。

以上のことを考えると、相見積もりに頼る行為は、優良会社から自分を遠ざける危険性があることを知っていただきたいと思います。

5. 専門性・得意分野はどこか

ポイント③で工法の違いについてお話ししました。一般的には、どれも同じ住宅という枠組みでとらえられるかもしれませんが、工法によって家づくりの工法や段取りは大きく異なります。つまり、木造と鉄骨、鉄筋などでは、異なる知識や技術が求められるわけです。

そうなると、おのずと会社によって、得意分野(手がけている件数の多い工法)が決まってきます。不得意な工法で家を作ると、施工に無駄が生じてコストがかさんだり、施工不良の危険性も生まれます。一方で、同じ工法でたくさんの現場を管理していれば、一定した品質の家を安定して提供できる体制も確立できます。

こういった専門性や得意分野は、担当者に直接質問してみたり、実際の現場を見学することである程度つかむことができます。

6. スタッフの連携は良好か

営業の担当者と、設計や現場の意志の疎通が図れていない。これは本当にいい家を作れる上では大きな阻害要因となります。家は携わるすべての人間がチームとなって作り上げるものです。チームのメンバー同士の連携が非常に重要となります。お客様が設計事務所と工務店を別個に選ぶ分離注文もありますが、これはリスクの大きいやり方であると考えます。

まず設計事務所からの慣れない指示に、施工会社が対応できない場合があります。当初の意図から離れて施工が進んでしまった時、責任の所在が曖昧にもなりがちです。設計事務所が施工会社を競争入札させることも問題があるように思います。

設計業者を選ぶのであれば、施工業者と円満な付き合いがあるかどうかを確認するのをお勧めします。 いつも同じ会社と長年仕事をしているということであれば、安心感も増すことでしょう。

最初へ戻る