住まいづくり 第5回 真打ちの宮嵜でーす。
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住まいづくりに関する耳寄りな情報を提供します。 第5回は、階段 について ‼ 日本の建物の中で階段付の家となれば、ある時代にはお城以外には見あたらなかった。寝殿造りや書院造りは平家であった。その後、京都の神社仏閣などの一部に階段等がある建物ができたが、江戸時代になってやっと町屋に二階屋が出現したのである。西洋では地震があまり無いことから、石やレンガ積みで容易に階段を造りあげることが出来た。西洋の建物は日本の建物と比較して、お城や教会等は昔から高層化して階段が大きい役割をなしている。中でも、機能的だけでなく、今で言うインテリア的要素にもなって、取り入れられている美しいものも数多く見られる。その点、日本の階段は、上下階を行くだけのものに過ぎず大変御粗末である。今思えば、京都の池田屋で新撰組が急襲した所に登場してくる階段も、解読本や映画に出てくる情景しか思い出せないが、殺風景な印象にしか感じとれなかった。それほど日本家屋に出てくる階段は、非常に陰険に感じられるものが多い。それにしても地価高騰の折、地下室から地上3階建ての住宅が、高齢化社会に伴い多く建てられるようになった現在、階段をもう一度見直す時期でもあり、階段の役割そのものも改めて考え直してみるべきである。それには階段の機能のみでなく、インテリアとしてのデザイン的要素も含めた、美しい線が浮かび上がってるようなものにしたいと思う。勿論、住宅にとって階段の役割は極めて重要な部分であるにもかかわらず、前にも述べたように、昇降の為のみと言う感じがしてならない。この階段を1段1段登りつめながら、人生における楽しみも増え、利用することにより癒され幸せが訪れる階段として、ひとつのオブジェとして、造りたいでもある。階段には色々の種類があって、目的によって直登式・スキップ式・ラセン式等が代表的なものにあるが、設計上特に大切なことと言えば、勾配と蹴上の関係ではないでしょうか、勿論、踏面の取り方も大変重要ではあるが、抵抗なく上れる階段とは勾配による所が大きい。13階段と言えば絞首台と決まっている様に言われるが、日本の階段は奇数階段であり、場合によっては13階段になることも希ではありません。これは戦後、戦犯の絞首台からきたと思われますが、本来は嫌うべき数字の階段ではなかったはずである。高齢化社会に入り、最近の住宅は二世帯住宅・三世帯住宅に突入し、設計上でも問題になるところは、やり階段の位置の他、勾配と蹴上と踏面の形状である。階段の事故は上がる時より下がる時の方が圧倒的に多いのは、踏面の狭さによるものと勾配が問題となることが多い。老人や子供との共同住宅を設計するにも、その辺の気配りが重要なポイントになる。日本の建築基準法も、西洋の様にもう少し緩和され、より美しく装飾的に出来るよう、法律にも考慮して欲しいものである。子供にとっても老人にとっても、心癒され安らぎにつながる、楽しく安全な階段づくりをしたいということも、付け加えておきたい。 ※ 参考:快適な階段とは 蹴上17㎝、踏面29㎝、勾配30° 建築資料集成ヨリ 次回は、もっともっと知識が得られる住まいづくりの 情報提供するよ── と思いましたが、少し内容を変えて私事をお話します。 |











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